Open Plan ICT・Programming 2019
7月2日 5年生「AI×Scratch」プロジェクト④
「AI×Scratch」プロジェクトの授業4回目です。前回の授業の続きとなります。前回は半分以上の子どもがAI画像認識とスクラッチをつなげたコーディングに成功しましたが、まだできていない子どもがいたため、「どうしたら、スクラッチで画像認識を成功させることができるのか?」その分析と話し合いから始めました。その結果、授業終了時にはほぼ全員が、AI画像認識させたものを、スクラッチで台詞や言葉として言わせることに成功しました。また、AI画像認識トレーニングでは、色々な物や撮り方を比べたり、人物の認証実験を行う子どもたちもいました。
【7月2日(火)第4回目】
(1)授業の目標
①前回の授業から、画像認識が上手にいく場合と、そうでない場合の比較することができる(自分の言葉で説明することができる)。
②AIトレーニングとスクラッチをつなげてコーディングできる。
③様々な方法や物でAI画像認識トレーニングのコツを発見することができる。
(2)授業の流れ
①前回の授業の振り返り
「画像認識がきちんとできた人は、そのコツを教えて下さい。」
②AI画像認識・コーディングをする際の今日のポイントの説明
「AIには画像はどのように見えているのか?」
③AI画像認識トレーニングの実験やScratchコーディングの続き
・前回のデータを呼び起こし、その続きを行う。
・背景や撮影の仕方を工夫して、AI画像認識を行う。
・物の角度や回数の違いを見る。
・同じ人物で表情の違いを読み取ることができるか実験する。
・違う人をきちんと認識できるか実験する。
・コーディングでの工夫をする。
○認識画面を変える。
○台詞を言わせるのではなくて、録音した自分の声が流れるようにする。
④今日の授業での成果の確認
⑤データ保存・片付け
【子どもたちの感想】
「オレンジと赤はあまりはっきりと認識できないのでは?」
「背景を白い紙や壁で作った方がいい。」
「手やコード、自分も画像トレーニングに入れない方がいい。」
「照明(光)にも違いがあるのではないかな?実験していみていい?」
「物だったらいろいろな角度で撮った方がいいよ。」
「(生活科探検カルタ)のカード10枚の絵を正確に読み取ることができたよ!」
「怒った顔と、普通の顔、メガネをかけている時の顔、全部読み取り成功!)」
「クラス全員の顔を認識させてみたい!」
「いろいろな人の顔の読み取り成功!これができるんだったら、教室の入り口にAI防犯カメラを置いて、不審者を入れないことができる!」
