教育理念
創立者 加 藤 正 秀
21世紀地球化社会を目指す個性尊重の教育
1972年(昭和47年)、わが国最初のオープン・プラン・スクールとして、加藤学園暁秀初等学校は誕生しました。
「21世紀に生きる創造性豊かなたくましい人間づくり」を教育理念とし、「個性の尊重」、「自発創造性の涵養」、「国際理解教育」を教育目標として、本校独自の教育を進めております。
本初等学校においては、初等教育に熟達した優秀な教師スタッフがチームを組み、複数の学級担任教師による個別化指導と集団指導の弾力的展開によって、個に徹した教育を行っています。すべての子供たちに充分な学力を身につけさせ、それぞれの個性を育て、その才能を開発・伸長するために最大限の努力をしております。
また、国際理解教育では、一貫して英語を母語とする教師と日本人教師が共に行い、生きた英語とともに国際人としてのマナーも身につけていくように指導して参りました。
その歴史の上に、1992年(平成4年)には、学習指導要領にそった通常教科(算数・理科・生活科等)を英語で学習する"English Immersion Program"をわが国最初にスタートさせました。
本校の国際理解教育の目的は「日本人としてのアイデンティティーを確立した国際人の育成」にあり、母語である日本語は一番大切な言語としておさえています。3・4年生時には週1時間の「日本文化の時間」を設け、「茶道」「武道(剣道)」「長唄囃子」など7講座から自分の好きな講座に1年間取り組みます。
海外の姉妹校やアメリカ合衆国オレゴン州でのホーム・ステイ、国際交流プログラムを通して、真の国際人・地球人が育っていく事でしょう。
また、1990年(平成2年)から、21世紀の情報化社会に対応し、IBMコンピューターを児童一人一台導入し、コンピューターを道具として使いこなしています。
さらに、英才児につきましては、足踏みさせることなく、ゆとりを持って上学年の内容まで学習させています。オープン・プランによる本校の英才教育は、かならずや、地球社会・情報化社会に対しての「21世紀に生きるたくましい人間づくり」に寄与できるものと信じております。
学校長 加 藤 奈 都 子