Greetings
加藤 正秀
「グローバル化」は、最近の私たちがよく目にし、耳にし、口にする言葉である。しかもこの単語に出会う 回数は、うなぎ登りに増加している。しかし「グローバル化」の定義は、その賛同者であれ反対者であれ、 必ずしも明確ではない。これは、グローバル化が現在進行形であるのとともに未来を現在に投影するとい う側面を持っていることに由来するものと思われる。未来が常に不可逆の領域を有している以上、グロー バル化には固定した設計図はない。しかし間違いなく言えるのは、知性~感性を伴う~に代表される最も 高度化した人間の特性部分が、グローバル化の時代や社会で最も重要視され、強い影響力を持つようにな ることである。今日の資本主義経済も、「産業資本主義」・「金融資本主義」の段階から「知価資本主義」・ 「知識資本主義」の段階へと変革されることになる。こうした新しい時代に生きるためには、常に知性・感性 を磨く努力をしなければならない。
知性を高めるためには、山の向こうにあるものを知ろうとする好奇心や未知の領海に船出しようとする 探究心が育たなければならない。また謙虚に新しい知識や技能を学ぶとともに、それを使って新しいもの を創るという意欲と冒険心が生まれることも大事である。 こうした「探究心」「意欲」「冒険心」は、中等教育段階でこそ著しく成長するものと考えられる。暁秀生が 将来インテリジェント・キャピタリズム(Intelligent Capitalism)の先駆者~グローバル化時代の指導者~ になることを念願している。
Three Pillars of Education
『人間教育』『大学進学教育』『国際理解教育』
温かい心を持ち、社会で活躍する、たくましい人材を育てます。
Humanistic Education
集団生活の中で互いを認め、切磋琢磨できる人間関係を築き、自ら成長する生徒を育成します。 学習活動や行事、部活動などを通じ、社会人として必要な素養を養います。
Preparatory Education for University
大学進学する意味を考え、生徒一人ひとりの志望実現のために、学校全体でバックアップするシステムが構築されています。学びの質が高い一貫指導で、自立した学習者として大学進学に備えます。
Preparatory Education for University
短期・中期の留学制度があり、海外校とも交流も盛んです。互いの文化の違いを尊重し、相互理解ができる環境が整っています。 バイリンガルコースでは、国際バカロレア(IB)プログラムを20年以上前から取り入れ、国内外に有為な人材を数多く輩出しています。
Origin of Gyoshu
本学園理事長・学校長の加藤正秀の出身である旧制静岡高等学校では、互いに切磋琢磨し、未来を切り拓こう とする強い意志に満ちた優秀な学生が集っていた。その多くが暮らす学生寮の名前は『仰秀』であり、 この寮から世界で活躍する人材が多数輩出された。本学園を立ち上げる際に、「『仰秀』の 名前を後世に残してほしい。」、「その学校で優秀な若者を育ててほしい。」との 学友からの強い要望と、日本の将来を切り拓く有望な若者を教育する 校長の思いを込め、『あかつき』を意味する『暁』を取り入れ 『暁秀』が生まれた。
History
1947年4月(昭和22年) |
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1947年6月(昭和22年) | 新制中学校の設立認可される。 |
1954年4月(昭和29年) | 校名を沼津女子商業高等学校併設中学校と変更する。 |
1960年6月(昭和35年) | 校名を沼津女子中学校と変更する。 |
1972年5月(昭和47年) | 学校長加藤ふぢ逝去につき、10日付を以て第二代校長に加藤正秀就任。 |
1974年4月(昭和49年) | 校名を加藤学園中学校と変更し、第1年次より男女共学とする。 |
1976年2月(昭和51年) | 校舎新築落成。 |
1977年3月(昭和52年) | 加藤学園中学校としての第1回卒業式を挙行。 |
1983年5月(昭和58年) | 校名を加藤学園暁秀中学校と変更する。 |
1986年11月(昭和61年) | 加藤学園創立60周年記念式典挙行。 |
1987年4月(昭和62年) | 中高部発足。 |
1990年4月(平成2年) | 第三代校長に岡本裕就任。 |
1990年10月(平成2年) | 校歌制定。 |
1990年10月(平成2年) | 第1回暁秀祭(文化祭・バザー)実施。バザーは幼・初より分離・独立し、開催。 |
1991年10月(平成3年) | 第2回暁秀バザー実施。 |
1994年4月(平成6年) | 第四代校長に土屋典司就任。 |
1994年11月(平成6年) | 第1回海外修学旅行実施。(シンガポール) |
1998年4月(平成10年) | 第五代校長に加藤正秀就任。バイリンガル・アドバンストコース開設。 |
2000年1月(平成12年) | 国際バカロレア機構に加盟認可。 |
2002年4月(平成14年) |
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2002年11月(平成14年) | 創立20周年記念式典挙行。 |
2004年12月(平成16年) | 第3回加藤学園シンポジウム開催。 |
2010年4月(平成22年) | トイレ改修工事(1・2F)。 |
2011年3月(平成23年) | トイレ改修工事(3F)。 |
2012年7月(平成24年) | 生活科学棟新築。 |
2012年11月(平成24年) | 創立30周年、BL20周年記念式典。 |
2016年11月(平成28年) | 全棟Wi-Fi完備 |
2017年3月(平成29年) | 校内バリアフリー強化 |
School seals and uniforms
Number of library collections
分類 | 蔵書数(冊数) | 構成比(%) | |
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0 | 総記 | 2,253 | 5.2 |
1 | 哲学 | 1,104 | 2.5 |
2 | 歴史・地理 | 5,039 | 11.9 |
3 | 社会科学 | 4,013 | 9.3 |
4 | 自然科学 | 3,434 | 7.9 |
5 | 工学・技術 | 1,123 | 2.6 |
6 | 産業 | 448 | 1.0 |
7 | 芸術 | 3,851 | 8.9 |
8 | 語学 | 1,822 | 4.2 |
9 | 文学 | 20,319 | 46.8 |
合計 | 43,406 | 100.3 |
2022年3月31日現在
学校法人 加藤学園 加藤学園暁秀中学校・高等学校
【国際バカロレア機構加盟認可校】
〒410-0011 静岡県沼津市岡宮字中見代1361-1
TEL.055-924-1900(代)
FAX.055-924-3303
GyoshuHS@katoh-net.ac.jp
Katoh Gakuen Gyoshu Junior & Senior High School
International Baccalaureate World School
1361-1 Nakamiyo, Okanomiya Numazu, Shizuoka JAPAN 410-0011